160305
個展の会期中だけれど、愛媛は新居浜にいます。
おみやげは何がいいですか、と聞いたら「今治には”うふふタオル”というのがあってね」とのことで、どうやらいかがわしいタオルの模様。いかがわしいタオルを探しに。3週間も会期があると、いってらっしゃいとただいまを言う人ができていいなあ。
1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。
個展の会期中だけれど、愛媛は新居浜にいます。
おみやげは何がいいですか、と聞いたら「今治には”うふふタオル”というのがあってね」とのことで、どうやらいかがわしいタオルの模様。いかがわしいタオルを探しに。3週間も会期があると、いってらっしゃいとただいまを言う人ができていいなあ。
今日は、少し真面目に書きます。
「どうして集合写真で展示をやろうと思ったの」
やっぱり聞かれることが多かったので、いま、言葉にできる範囲でしてみようと思います。
“集合写真”は、おそらく、みなさんの想像する”作品としての写真”とかけ離れています。
だって誰でも普通に撮るし、facebookでもよく見かけるし。
だけど、そんな”集合写真”には、わたしにとっての写真のすべてが詰まっています。
ひとつは、関係が映り込むわかりやすい写真だからだと思います。
“その人たち”がどんな時間を経て集まったのか
“その人たち”がどうして集まったのか
ひとつは、撮る瞬間自体が楽しいからだと思います。
はいはい、こっちむいてー!
どうしても目をつぶってしまう人
ちょっと恥ずかしかったり、疲れていたり
みんなで撮るのも楽しかったり
それから、集合写真は基本的に、見返す前提で撮られます。
数年後、あるいは数十年後見返したときのことを想像すると、ワクワクします。
赤いべべ着たあの子はもう、セーラー服を着ているな
こんな同級生いたなあ、あの頃はよく遊んでいたのに、あだ名は確か”社長”だったな
このあと二人が結婚するなんて
なあんだ、たいして変わらないメンツでいるなあ
あっという間だったと思うのでしょうか、ずいぶん昔だと思うのでしょうか。
見返した瞬間の、一瞬タイムスリップする感覚がたまらない。
集合写真には、時代、時間、瞬間、関係、その時の気持ち、楽しさも居心地の悪さも気恥ずかしも、見返すであろう未来も全部、写ってしまうと思うのです。ごちゃごちゃしていてドロドロしていて愉快じゃないですか。
そこにいるのが見ず知らずの他人であろうと、その愉快さを感じてもらえるんじゃないかと思って、展示を組み立てました。
CherryRedで展示をやってみて、よかったと思うことがあります。
CherryRedと他の多くのカフェギャラリ―との違いは、Cherryには、ほぼ毎晩通われているお客様がいらっしゃることです。おうちに晩御飯を食べるように、お店に帰ってくる。
“はじめは集合写真なんかって思ったけどさ、通ううちに賑やかでいいなあって思うようになったよ”
もしかしたら、自分も通ってきた似たような時間に想いを馳せるのかもしれない
もしかしたら、自分が選ばなかった人生に想いを馳せるのかもしれない
もしかしたら、彼らがあまりに楽しそうで、羨ましかったりほっとしたり
“多様な時間”を経て集まった他人の写真を、毎日みて、その日たちと数週間を経て、過ごしてこなかったはずの”多様な時間”がだんだん染みついてくれていたのかな、なんて、これは奢りですね。
展示も最終週に突入しましたが、自分のワクワクが未だにうまく言葉にできずに。
ラスト一週間、ご来場お待ちしております。
「あのね、胃を小さくして”ビックマック食べきれなーい”って言ってみたいんだ」舌の根も乾かぬその晩、CherryRed名物”2倍バーガー”を食べてしまう卑しさについて書こうと思う。江戸川から家族3人が来場した。母の奢りと思ったら欲が出て、人の二倍も食べてしまった。満腹で幸せで、その日は帰ってすぐに寝た。
“2倍バーガー”の作り方は単純らしい。バンズの生地もパテも、先に普通サイズを沢山作っておいて、たまにサッチャンの気まぐれで2つをくっつけて焼く。なんの遜色もなく普通のバーガーのちょうど2倍サイズなのだ。
商才、唱才、画才、文才、欲しい才は沢山あるし、ごく稀に”○○才があるね”なんて褒めてもらえる。けれど、どんな才もいらないから”如才ない”人になりたい。ぼやぼやしているうちに、1月は行き、2月は逃げ、3月が去ろうとしている。抜け目だらけ、ぬっけぬけの性格だから、”如才ない人”はほど遠い。証拠に、つい20秒前までこれを”ニョサイ”と読んでいた。
休みの日はブランチを。期待していたよりずっと「上品なナポリタン」を作ってもらった。上品な食べ物を”ナポリタン”と呼んでいいのかどうかは悩みどころで、ドライカレーやら的屋のフライやらそういった下品な美味しさのものを、”ナポリタン”と呼ぶべきなのだと思っていた。お上品なブランチは、もちろん、それはそれで、すごく美味しかった。二人で「うん、やっぱりあの下品さは、ブルドッグソースかしらね」「そうだね」なんて、リベンジを決意したのだ。
あと10日遅く産まれていれば、あるいはキューピッド扱いしてもらえたのかもしれない。美川憲一が悪いわけではないのに、「”さそり座の女”だね」と言われるたび憎々しい気持ちになってしまう。11月生まれというだけで「”毒”がある」なんて不条理だ。ほんとうに、”お気の毒さま”なことだ。
酔っぱらって『人望がないんだよなあ、しかし』とくだを巻いてしまう人の人望のなさについては疑うまでもないけれど、その様がどうしょうもなく憎めないのだから、彼にはきっと人望より大切な何かが備わっているのかもしれない。だって、10分もしないうちにゴキゲンになって『カラオケに行こう!行こうよ!』とハシャいでいるところが最高にキュートだ。そんな可愛い彼のモノマネが今、お店中で流行っている。