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1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。

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 先日、立教大学のALC養成講座にゲスト参加してきた。経営学部と教育学部は遠いと思っていたけれど、気づいたら似たようなことを学んでいた。やっているアクティビティやゲームがそっくりだ。わたしも学部でコミュニケーションゲームを学んでいる。けれどやっぱり、似ているようで全然違うんだとも思った。ゲスト参加者が、当日の議題を提示するようお願いされていた。「大学院進学」や「組織運営問題」など個人にとって緊急で重要なことが条件だった。事前に近頃のわたしの課題をいくつかあげたけれど「購買部のおばちゃんと仲良くできない」ことや「友達に貸したお金が返ってこない」ことはとるに足らないと考えられていると知る。わたしやわたしたちにとって、購買部のおばちゃんと仲良く出来ないことのほうがずっと助けてほしい問題なのになあ。そんなはずはないのだけれど、世界の見え方が全然違うんだと思った。わたしの世界は、購買部のおばちゃんとのコミュニケーションの積み重ねでできている。

 モンブランの上に乗っている、ざるそばみたいな部分が食べたい。定期的に、無性に食べたくなる。モンブランを買えばいいわけではない。わたしが食べたいのは”そば”の部分なのだ。ああ、そばの部分だけお腹いっぱい食べたい。

 先日湯たんぽで作った水ぶくれがやっと治った。治ったはずなのに靴を履いたら足の甲の真ん中が痛い。イタイイタイと思いながら一日過ごし家に帰ってみると、先日のものの隣に新しい水ぶくれができていた。すでに潰れて青白くなっている。温かさと引き換えに足に次々痣を作っている。諸悪の根源は湯たんぽではない。エアコンだ。エアコンをつけていても家の中が氷点下のままなことがある。壊れているのだ。実は1年半前から壊れていた。でもごくたまに、機嫌がいいとあたたかくなるので騙し騙し使ってきた。財布の中身か室温か、はたまた足の痣。

 コメダコーヒーがやめられない。座ったまま眠ってしまう女の子、馬券を選ぶおじいちゃん、スーツのサイズがないと嘆くお兄さん。メニューも常軌を逸している。長靴に入ったメロンソーダもあまーいバナナジュースも見ているだけで歯が痛い。スクランブルエッグトーストの中身はタマゴスプレッドで、それが油まみれのピザトーストにはさまっている。美味しいかと言われれば答えに詰まるし食べるたびに後悔するのだけれど、それでもどうしてもやめられない。

 ハルナが数字を書いているのを見るのが好きだ。太字のボールペンから繰り出される几帳面な丸文字が好きだ。普段目にすることのない桁数の数字が並ぶ。葛西のカフェラグーンにて、週末に控えた簿記検定の勉強に付き合っていた。計算機を叩く音が心地好い。ハチロクサンゼロゼロゼロゼロゼロ・・・並んだゼロが生き物に見えてくる。ノートの上で自分勝手に動き出す粒々の生き物たち。今日の彼女は魔法使いみたいだ。

 愛用していたノートパソコンがご機嫌ナナメだ。良好な関係から一転、破局寸前。雑用を頼めばそっぽを向く。ちょっと文句を言っただけで真っ青になる。大事なものを勝手に捨てられる。挙句わけのわからない言語で語り出したりコマンドプロンプトを投げつけてきたりする。必死でなだめすかしながら思い出を取り出して安全な場所へ。死にゆく恋人へのそれと同然の手厚い看護にもかかわらず一向に回復の兆しがない。人にもものにも、なかなかさよならができない。頑張ればもうちょっとなんとかなるんじゃないかと無理してしまう。今月に入ってから既に20回以上ブルースクリーンを見ている。修復を試みたけれどもう戻りそうもない。単純に寿命かもしれないけれど、申し訳なくなる。こんなことならもっと優しくすればよかった。買い替えの二文字がちらついても、往生際悪く考える。いまならまだ間に合うだろうか。人ともモノとも引き際を見分けられない。まだまだ一緒にやれるだろうか。誰かこの子を助けてください、お医者さんを探しています。