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1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。

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「赤い橋の下のぬるい水」をみた。辺見庸の小説の方は、くずきりを作っているだけなのに官能小説で、実はすごく好きだ。映画の方は笑いが止まらないい映画だった。その後何人かにその話をしたら、みんな笑顔になった。映画のタイトルを言うだけで「あれみたんだ!笑」と人の笑いを誘える映画は、内容とは無関係に「伝説」みたいなものなんだろうか。中学生の時ジョイスを抱えているというだけの理由でわたしを可愛がってくれた先生がいたことを思い出した。

26日は風呂の日なので帰ってきなさい、と言われて実家に帰った。ユーラシアが近いので風呂の日は家族親戚総出でお風呂に行く。ウキウキワクワクで飛び込んだけど、結局叔母や母とはぐれ、ひとりでお風呂にはいった。サウナにいたらしい。さんまとシャトーに泊まったばかり、お風呂に入ってばかりいる。出来るようになったら便利なのは、寝溜めも食べため、それから風呂溜めだ。

眠り週末をすごした。24日のショーのあと、叔母とご飯を食べて、そのあと昼まで眠り、さんまを迎えに西船橋まで。電車の中でも眠ってしまった。さんまとシャトーに泊まってさらに眠る。女子会をするに適したラブホテルとそうではないラブホテルはあると思うのだけど、シャトーはどちらかといえば巷の女子会には適さない。特になんの変鉄もない本物の普通のラブホテルだから。

霙降るなか家にこもって「お葬式」を見る。全理連(理容師さんが沢山あつまるところ)の方々と飲む機会があって、「山田洋次が好きだ」と言っておけばおじさまたちはイチコロだろうと軽々しい「好き」だった。それで伊丹を勧めてもらった。結果オーライ。未だ葬式タイムリーなわたしにとっても、楽しい映画だった。シリアスシーンもわらけてしまう。そういえば年末、葬式がらみのひどい芝居を見て心を痛めた。心が痛むのは芝居が(陰惨/つまらないの両意で)ひどいからなのか葬式タイムリーだったからなのかわからなかった。お芝居を見るときの自分に意識を配ったことはなかった。セットを一望できても意識の方では山田洋次のように広角にはならなくて、だから、痛かったのかもしれない。いや、ただ単に面白くなかっただけかな。

吉本隆明を読んでいる。すごく読みにくい。序文に「難しい言葉を並べるのは理解が足りないから」で、だから、この本が難しいというのはすなわち僕の限界の問題、と添えてあった。可愛い人だ。そんな贔屓目もあってなんとか50ページまで進んだ。まだまだ先は長い。

カーボンヒーターのあかりで網膜を焼きながら、五木寛之の「生きるヒント」を読んでいた。夜中の二時、眠れない日に読むんでなかった。目も、心も、ヒリヒリしてしまう。五木寛之は、”自己肯定感”を高めてほしいと書いていた。もっと甘言が欲しい。若いわたしには、ずっとずっと説教として響いた。わたしにとって今必要な”自己肯定感”を高める本は、江古田ちゃんシリーズと大澤真幸あたりだ。