150703
久しぶりに小説を手にとった。あんまり触れたことがないジャンル、ミスリードミステリー。ミスリードミステリーの悲劇は、陰惨な殺人でも現代社会に潜む闇でも、警察組織の腐敗でもない。開始30ページでタネが見えてしまうことだ。あと350ページ、ただの答え合わせをどうやって楽しむかを見失い、結局ななめ読みしてしまった。
1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。
久しぶりに小説を手にとった。あんまり触れたことがないジャンル、ミスリードミステリー。ミスリードミステリーの悲劇は、陰惨な殺人でも現代社会に潜む闇でも、警察組織の腐敗でもない。開始30ページでタネが見えてしまうことだ。あと350ページ、ただの答え合わせをどうやって楽しむかを見失い、結局ななめ読みしてしまった。
パワーポイントは必須ソフト。なのに買ったパソコンのOfficeパッケージにはOutlookとエクセル、ワードしか入っていなかった。むしろクロームにお世話になっているのでOutlookなんていつ使うんだ。差し迫ったプレゼンのためにAmazonでダウンロードした。ヨドバシカメラには暫く行ってなくて、ほんとうに引きこもりがはかどるやさしい社会だなあ。
よくにている人は沢山いる。オヤマさんによく似た人を電車で見て、話しかけられずにいた。眼鏡をかけている。姿勢がにている。鞄もにている。だけど彼がオヤマさんだという決め手がない。決め手に欠けて7駅も話しかけられずに。降りる直前、もうどうせあと数秒で別れる人ならばと『オヤマさん』声をかけてみた。本当に本物のオヤマさんで、『久しぶりお疲れさまです』だから、結局同じ駅で降りた。
高円寺の道端で「愚痴をききます」という変な人に会った。そんなことを言われても、通りすがりの人に言いたい愚痴なんてあんまりない。一緒にかえるしんのすけは電話をしていて「きいてもらえよ」と合図を送ってきた。やんなっちゃうなあ。愚痴ができてしまったじゃないか。
中学生の頃だったか。はじめてアポトーシスのことを知った夜は、怖くて眠れなかった。細胞の数はいつも一定に保たれている。身体を生かすため、毎日何万もの細胞が自殺しているなんて。このからだがわたしのものなのは確かなのに、細胞のひとつひとつの意志が汲み取れない。そんなこと頼んでない!!と叫びそうだった。帰りのバスで腕を見つめて『もしも辛いなら生きていたっていいんだぞ』とささやいたけど、結局今日まで、わたしの身体に異常はない。アポトーシスのことを考える度に、からだとわたしの繋がりがわからなくなる。わたしは指ではないように、わたしは脳でもない。知らぬ間に自殺を繰り返す腕の表皮は、わたしといえるのか。きっとみんな怖くて眠れなかった筈なのに、普通に生きていけるようになる。かくいうわたしも、ずっと忘れていたんだ。
天気予報はいらない。雨が降ったら家からでないし、雨が降るかもしれなくても自転車で大学にいく。降らなかったら悔しいもの。