171013 母がものすごい勢いで家に駆けこんできた。「ねえ!」玄関からでも昼寝をしていたわたしが起きるくらいの声で。「ねえ凄い虹なの!」 窓から見えた虹があんまり「凄い虹」でわたしは飛び起きて、虹の根元に向かって自転車を飛ばした。走っても走っても虹は近づかず、結局そのまま夜になってしまった。