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1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。

こんにちは、江戸川カエルです。
これから、わたしがジェンダーに対して感じている漠然としたしんどさを頑張って説明します。昨日の打ち上げでスタッフに「内面化ってどういうことですか」と聞かれたのでその説明も含めてご笑覧ください。

皆さんは英語、話せますか?わたしはおそらく、英語圏の10歳児程度の英語力です。ディズニー映画ならかろうじて観られる程度です。もちろん、日本語字幕つきでしたら法廷映画も医療サスペンスも見られます。そんなわたしですが、以前アメリカとカナダでインプロ(※1)ワークショップに参加しました。
トータルで約1ヶ月、英語圏で生活しながら英語でインプロレッスンを受ける中で、なんとなく子供に戻ったみたいな気持ちになりました。インプロをやる上ではとてもいい状態(※2)でしたし、参加者も講師もみんな優しかった。わたしが参加できるシーンをうまく作ってくれたりして。でも、たまに漠然としたしんどさを感じることがありました。例えば、当時20歳のわたしはお酒も飲むし煙草も吸うし、セックスも人並みにしてるし、将来のことを考えてもいたし、それなりに思想も意思もありました。だけど、そのことはまず「英語でうまく伝えることができない」だからなのか「ないことにされている」ような気持でした。わたしがカナダ、アメリカで始めの頃演じることが出来たのは、主に子どもの役か、オリエンタルなイメージなのか「マッサージ師」「さむらい」「観光客」でした。もちろん、日本でも比較的幼く見えるほうな容姿の問題もあったと思いますし、とにかく残念な英語力の問題もあったと思います。それに、不思議なことなんですけど、10歳児並の英語力で話しているとなんとなくそれ以上難しいことがあまり考えられなくなるんですよね、自分10歳児なんじゃないかと錯覚しそうになって怖くなって、ホステルで安部公房の「箱男」を読んで気持ちを落ち着かせたりもしました。
大好きな映画の話だけは人名と作品名で対応出来たので「キューブリックやクローネンバーグ、クリストファーウォーケンが大好きです」と言ったあたりから、なんとなく「おやおやこの子は見た目も言葉も10歳だけど中身は20歳なんだな」ということが伝わり始めた気がします(コナンみたいですね)
それでもやっぱり、お酒を飲んだり煙草を吸ったり、飲みの席で恋人の話をしたりするとビックリされました。日本人に対するどこか真面目なイメージもあったと思います。わざとやったんですけど、喧嘩のシーンで捨て台詞に「Suck my dick!」と叫んだ時は死ぬほどウケてましたしみんなビックリしてました。実際にルームメイトと喧嘩した時に「Don’t treat me like a baby girl」と言ってぶち切れたのを周りの人たちがみていて、あとで「ずっとわたしたちは、あなたがシャイな日本人だと思っていたけど、全然そうじゃなくて純粋に英語がそんなに出来ないってだけなんだね!」と言われて、逆に「え、そうだよ?なんだと思っていたの?」という気持ちにもなりました。
帰国してから、母国語が日本語ではない人と日本語で会話をした時、とても敏感になりました。独特イントネーションにどこか「舌足らずさ」を感じて、まるで子供に話すように接してしまう自分に気が付きました。平易な日本語でも大人と話をすることは出来るのに、選択する話題のトピック自体がもう子どもと話すようなことなんです。そういう自分にかなりショックを受けました。

日本語と英語に、本来なら優劣はつけられないけれど、実際英語で喋れた方が圧倒的に多くの人ととコミュニケーションが円滑になります。もしかしたら多くの日本人は、”英語が喋れない”ことに劣等感を感じているのではないかなと思います。ですが劣等感を感じていることにすら気が付けないくらい当たり前の感覚になっている。これが”内面化”です。ものすごく乱暴に説明すると、10歳児程度の英語力の日本人が、10歳児程度の日本語力の英語圏の人と会話するとき、ごく自然に当たり前のこととして英語を選択したとします。これが”内面化”です。二人とも日本語で喋ることも、ルー語(※3)で喋ることもできたはずなのに。

昨年10月、グルジアで行われたコンタクトインプロのワークショップに参加しました。コンタクトインプロというのは、簡単にいうと合気道とコンテンポラリーダンスを組み合わせたもので、パートナーに触れたり体重を預けあったりしながら即興で踊るものです。グルジアで行われたのは「サイレントコンタクトインプロフェスティバル」で、7日間、参加者、講師ともに一切の言語コミュニケーションをとらないことを志向するワークショップです。1日10時間、言語コミュニケーションをとらずにコンタクトインプロをし続けるというワークショップでした。サイレントのワークショップで、一番違ったのは、出身国や名前を言わない聞かない、ということでした。名前で個体識別をできないので、そこにある身体と直接出会うことしかできない。特に日本人が海外のワークショップに出たときに、何より言語弱者の「日本人」であることがアイコンになりがちなので、それがなくて居やすかったというのもありました。そもそも言語で喋らないんだもん。

因みに、ここまで話してきた言語の問題はわたしの言いたいことと「似ていること」です。わたしは別に「日本語に権利を」とも「みんなルー語を喋ろうよ」とも思っていません。英語のことを考えるときに、痛みも怒りも伴わないくらい余裕のあるの立ち位置にいます。「英語が世界の共通言語ということに違和感をもったことない人っているんだなあ」くらいです。正直、英語本気で勉強すれば2ヶ月でかなりのとこまで行ける自信がありますし必要ならそうします。現状日本で日本語で生活しているから言えるのかもしれない。そしてその自覚があるからこそ、母国語が日本語ではない人と日本語で会話をした時に、二人のコミュニケーションに日本語というツールが選択されているということを忘れないようにしようと思っています。

わたしがジェンダーに関して感じている漠然とした生きづらさは、これに似ているなと思いました。
生まれつき「英語圏にいる日本語が母国語の人間」のような生きづらさ。女体であるというだけのことで、ふんわりとした舌足らずさを常に自分に感じてしまう。まるで、自分の能力が劣っているように感じてしまう。日本語であれば大学卒業程度、数三Cまで理解できていたわたしが、なぜか英語の世界では10歳児になってしまうのと同じように(日本語で喋ってるのに、すごいよね!)
わたしはいま、わたし自身がジェンダーのことを考えたり書いたりするとき、怒りも痛みも伴うところに居ます。なぜそうなってしまっているのかというと、わたしは生まれつき”女性の身体(と呼ばれているもの)”を持って生まれてきて、”女性のジェンダーロール”が当たり前だと思って生きてきたからです。”女性のジェンダーロール”というのは、(めちゃくちゃ沢山あるし相対化できていないのですが)例えば「女の子は家事ができたほうがいい」とか「子どもを産むかもしれないんだから冷やしちゃだめよ」とかです、乱暴に言うとね。(わたしは諸事情で子供をもつ予定が全くありませんが、それを言うと「でもね、、」と子供をもつことの社会的意義やすばらしさを訥々と説明されたり、母性のなさを糾弾されたりします)

ほら!もう文章からして痛みと怒りを伴いはじめた。ちょっとお茶を飲んでから続けますね。

とりあえず、自分が現状どこにいるのかをわかりやすくするために、わたしが考えている「わたしの現在地」めちゃくちゃ乱暴に整理してみました。

●人間には男性と女性という2つの種類があるとされています(性器の形が少し違う)
●色々あって男性には”リーダーシップ”であったり”強さ”や”仕事をする”という役割、女性には”子どもを産む””家事をする””ケアをする”などの役割が適していると考えられ(誰に?)なんとなく割り振られている
●役割としては”リーダーシップ”のほうが”ケア”より重要、必要、エライって思われている。”仕事をする”と”家事をする”も対等ではなく、”仕事をする”ほうがエライ。

つまり、現状のわたしは、女体(と呼ばれているもの)を持って産まれてきた時点で、”女性の役割”を期待されていますが、はじめから”女性の役割”自体が”男性の役割”よりも劣っていると考えられているような気がしています。かといって、その役割から外れたことをすると人として(女として)間違っていると糾弾される様な気がする環境で育ってきたため、役割から外れたことをするのに慣れていない、そもそも役割から外れたことをするという思考に至ることが難しかったりする(英語だと10歳児みたいな思考になってしまうことと似ている気がします)
そして、わたしの中ではこれが内面化されています。産まれた時から自分は劣っていると思っているけどそのことに疑問が持てなくなっていた。
もちろん、今は、そうじゃないことを知っています。上記のわたしの「現在地」は全部間違ってるって、知っています。”仕事”と”家事”に優劣はないはずですし、男女でその役割が割り振られる理由もありませんし、そもそも、人間は男女の2種類で分けられません。

こんな風に書いてきて、やっとじぶんの整理がついてきました。ここからはわたしが、わたし自身のためにやってきたこと、やっていく必要があることを書きます。
実際同時にやっていくかもしれないし、順番が前後したりする可能性が高いことです。
●自分の中で内面化されているジェンダーバイアスとミソジニ―に気づく
●↑と闘う。これにはどうしょうもなく痛みと怒りを伴うし、怒りのエネルギーがないと今は向き合えない(今ココ!)
●それでも、なるべく(なるべく)ミサンドリーに振り回されないようにする
●怒らなくても向き合えてこのさきどうすればいいかを、恨み抜きでちゃんと考えられるようになる
●男女2元論を、身体レベルで冷静に相対化できるようになる

どうしてこんなに不安になったり、怒ってしまうんだろうとずっと考えていました。最近なんとなく思うのは、「見えないから」なのかなと思います。例えば英語と日本語で言えば、日本人でも英語勉強してペラペラになった人がいるのを見ているし、ルー語のコミュニケーションがとれることをちゃんと知っているし、グルジアのように言語外でのコミュニケーションの成功例が自分の中にある。でも、わたしはまだ、ジェンダーバイアスのない世界を生きたことがないし、それがやってくるのかわからない。果てしない。
今のわたしがこうして、あるレベルまで言葉にできるのも、怒って泣いて闘ってくれた先人たちがいたからです。過去の物語を読んでも、バイアスのなかで戦って勝ち抜く女性は見ることが出来ても、そうでない社会をまだ見られていない。現状、怒って泣いて勝ち取る物語が、わたしの中でのジェンダーの進み方の基本なんです。血と涙と経血で渡された橋の上を歩きながら、わたしも泣いている。(遅れてるよね!わかってるよ!)

わたしには内海くんという男性の相方がいます。最近のわたしは、どこかで内海君を”男性”として断罪してしまうことが多々あります。ミサンドリーの激流の中にいます。そのことに気づいて申し訳なく思っています。怒りも痛みもなく、説明すれば聞いてくれることに対して、わたしはなんとなくイラだったり辛くなったりしてしまう。どうして”女性”が説明しないといけないのって。本当はルー語のはずなのに、あなたは余裕しゃくしゃくの英語圏にいるからそれが言えるんだよ、言語強者の自覚をもってよって。でも内海君は内海君なんだよね。男女二元論を強化してどうするわたしの馬鹿!って思っています。なんで怒ってるのかをうまく言葉にできないまま、怒りが”男性”や”内海君”に向かないようにするのは正直めちゃくちゃしんどいです。でも、わたしは内海君のことを人として愛しているから(向こうがそうであることも知っているから)なんとかしたいし、しようと思っています。

でも今の私には、それを完璧にこなすのは無理です。怒ってる。泣いてる。自分の中のジェンダーバイアスとミソジニ―とミサンドリーでぐちゃぐちゃになっている。もう少しでなんとかなりそうだけど、そのためにはまだ、このエネルギーが必要だって思えるくらいの位置にやっと立てた。

でもね、だからこれで終わりにしたいんです。わたしはわたしの、新しい物語を作りたい。怒って泣かなくてもいい世界になってほしいし、そういう捉え方で生きていける物語を作りたい。(この話も今度する)これから先の未来で、社会構造の圧倒的な理不尽さにひどく憤ったり、未来に希望が持てなくなってベソベソに泣いたりする人たちが少しでも減ったらいいなと本気で思っている。怒って泣いて勝ち取れとは言いたくない。だって怒るのつかれちゃうし、振り回されちゃうし。はやくその先に進んでワクワクしたいし、してほしい。

やっと「女たちの一生」の話をします。
今回の公演で、今すでにある構造に対してどうアプローチするのかを少しだけ学べた気がします。
みんなに悪意がないことは知っていたけど、わたしは稽古場でずっと怒っていた気がします。怒ってもしょうがないってわかってて、何に怒ってるのかもなかなか言葉にできなくて。でもその中で、えげつない構成に対してどうやってアプローチするかを、考えて、演出もキャストも敵じゃない、共生していくべき仲間なんだと言い聞かせて、ギリギリで喋っていたと思います。結果として、自分が納得できる形では上演されなかったし、仮面のなかで泣きながら舞台に立った回がありました。今でももっと出来ることがあったんじゃないかって考えてます。どうやって伝えたらよかったのか。それでずっと言葉にできなかったことや説明しても伝わりづらかったことを、言葉にする作業を、振り返りとかえさせてもらいました。
もう少し落ち着いたら具体的な話が書けたらいいなと思います。

見に来てくれた何人かの友人を傷つけてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。それ以上にやっぱり、くるるのおばあちゃんたちに対して申し訳なく思っています。本当にごめんなさい。あなたの人生はあなたのものだから、あんなものに呪われないでくれ。

(※1)即興演劇。あらかじめ決められた脚本や設定がない状態で、舞台上やお客さんからのアイディアをもとにパフォーマンスをしていく
(※2)「よくみえるかどうか」を考えない状態で楽しく熱中してインプロに取り組むことを「子どもみたいに」って言ったり「子どもはインプロの天才」という風に言われたりしています。
(※3)今日の天気はVERRY GOOD!銀座まで Train で Go しよう。

「今何をしようとしていたんだっけ」を思い出せずに、家のなかで立ち止まることがよくある。そうだ、眼鏡を取りに立ったんだった、お茶を飲もうとしたんだった、着替えをまとめに、メールの返事をしようと、布団を干そうと、あの人に連絡しようとしたんだった。
立ち上がり歩いて、何をしようとしていたのか忘れ、思い出そうとすると、やろうとしていことが次々と浮かぶ。見たかった映画の上映時間や、五年も経ってしまったまたご飯行こうねや、爪も切りたいし掃除機もかけたいし、戦うための戦略を練り直さなくてはいけない、ぽっかりと昨年亡くなった人のことを思い出して、そういえば今あの子何してるのかな。

この年末年始は、久しぶりに挨拶回りをやめた。お世話になっている人や店(だいたい飲食店がらみ)をポツポツ回って、来年も今年もどうぞよろしくと一杯で梯子するのをやめた。親族会にも出なかった。小学校の同級生と銭湯にいき、格闘技をみて、クライミングをして、酒を飲んで眠りテレビを見て眠り、ダラダラしていた。あけましておめでとうございますに返事をすることもしなかった。12月31日と地続きの1月1日はクラクラするくらい新鮮だった。ほんとうに、なにもしなくても2019年はやって来た。

わたしはこのことを、長い間知らずに生きていた。迎えなくては新年はやってこないものだと思い込んでいた。あたらしい抱負、あたらしい目標、あたらしいわたし。いつもどこかへ行かなくては、何かをしなくてはと走っていたように思う。

ここ一週間「今何をしようとしていたんだっけ」が思い出せなくても、よいことにしている。そのまま家を出て携帯を忘れたり、ご機嫌伺いの営業電話も忘れてしまう、明日しますのメールの返事が宙ぶらりんになったまま日々過ごしている。要はぼーっとしている。あとでふと思い出して、その時やり直せばいいと、開き直ることにしている。

昨日は、メールが来てないかと携帯を探しに立ち上がって、靴を磨いて満足した。そういう自分のことをずっと知っていたのに、ずっと見ないふりをしてきたように思う。

あたらしい目標もあたらしいわたしもいない、ただしっかり昨日と繋がった今日が過ぎていく。そのことがずっと怖かった。恐れていた事態を、今は心地よく「幸せ」とすら感じられる。明日になったら、もしかしたら、ぽっかりと独立した”新しい1日”を走り始めるかもしれない。でも今は、昨日の続きの今日を生きることができている。


ご来場いただきありがとうございました!
最後までついてきてくださったお客さま、そして我らが中村太郎ちゃんの人柄で、とても温かい時間を過ごすことが出来ました。

<キンちゃん>
宇都宮からの秘蔵っ子!突然呼び出したのに快く参加してくれてどうもありがとう。初めて見た時の感想は「この人はハートがめっちゃ強い!!」でした。本当に舞台にいるだけで楽しいんだなというのが伝わってきてすごく嬉しかったです。公演では、決勝進出!キンちゃんの秘められたパワーが爆発していたのを見て楽しかった!どこへ行くかわからないディレクションにハラハラドキドキしました。キンちゃんがいると、本当にびっくりすることが起きたり、信じられない台詞が飛び出したり、そういうところ大好きよ!楽しかった!またやろうね。
三月のライオンのシーン、図らずもぶっ壊してごめんね。

<じろう>
カエルと数年マタギでやってきた「じろう男になる」の続きができてよかった笑
ついにホテルに行く流れになりましたねえ(感慨)相変わらずのファンタジスタを見せてくれてどうもありがとう。開演前の大喜利の司会やってくれて会場の空気が最高of最高になりました。やっぱりあなたは天才です。わたしはああいう「ふわっとした」時間が作りたかった!鳥取から来てくれてどうもありがとう。ダンスとてもよかった。それから、パーティーのときに何も頑張らないでくれて本当にありがとう。じろうの周りだけ実家のこたつみたいになっていたの素晴らしかったです。来年は、、、そろそろわたしたち結婚しようか笑

<ひろきゅん>
運営の裏のボスお疲れさまでした。ひろきゅんに色んなことを投げさせてもらえたおかげでカエルはパンクせずに済みました。稽古場取得も買い出し大臣もどうもありがとう。稽古でふわっとした時間が流れてカエルがそわそわしていても、どーんと構えていてくれたので、なんとなく「本番は大丈夫っしょ!」と思いました笑
そういえば公演でも稽古でもあまり一緒にシーンやりませんでしたね。でも、今回は完全に「どんなことがあっても、ひろきゅんとさちさんが締めてくれる」の安心感のもとカエルはクソシーンを量産することができて本当に楽しかった!(ありがとう楽しかった~♪)なにからなにまで本当にありがとう。神様が降りてくるシーンもオープニングダンスも最高でした。来年は一緒に出る時間があったらいいな!

<ひろきさん>
久しぶりにひろきさんがプレイヤーとして出てるの見られてすごい楽しかったです!大好き!大好き!セカンドシティはインプロ史に残る名言として心に深く刻まれるでしょう。受付、当日言ったのに快く引き受けてくれて&完璧にこなしてくれてどうもありがとう。めちゃくちゃ助かりました。見えないところで気づいたらクルクル働いていてくれて、本当にすごいなと思いました。太郎ちゃんとの1分間のシーン最高だった!笑いすぎてお腹ちぎれるかと思いました。ひろきさんのああいうところが好き!ほんとに好き!出会った頃は「この人いつもヘラヘラしててなんなんだ」と思ってましたが、数年たって「本当にいつもヘラヘラしている!」ということの凄さに気が付きました。いつも共演者たちの様子気遣って、見えないところでそっと手を差し伸べるようなところがあって、そういうところ尊敬しています。あー、あと、スキー板はクリエイティブが爆発してて下から見てて嬉しかったー。出てくれてどうもありがとう。いつもいじってごめんね。いつまでも少年のようなひろきさんでいてください。

<うえぽん>
まず、本当にめちゃくちゃいい声!今回ショーで、うえぽんが出演者たちのボルテージの底上げをしてくれていたなと思います。うえぽんが居たから、みんなも声だせた!!うえぽんが笑ってるとみんなも思い切り笑えた!すごい。クリスマスイブに素敵なバッタを量産してくれてありがとう。あんなに可愛いスコアボード見たことがない!秘められたシュークリーム作りの才能も発揮してくれてどうもありがとう(カエル不器用で、途中でうんこ作ってごめんね)漫才もとっても素敵でした。稽古の時にやったTwoVoiceも楽しかったー。どんな瞬間もお客さんとパートナーとまとめて楽しむことを忘れない姿勢がめちゃくちゃかっこいいです。じろうとドライブしてるとき街並みやってくれたのも嬉しかった。それから、ひろきさんとのスキー板は今年のカエルのベストモーメントです!どうもありがとう。来年も激闘でお会いしましょう。

<さちさん>
優勝おめでとうございます!悔しかったな笑
今回女性陣少ない中で、本当に頼もしかったです。さちさんが居るから、何してもいいやと思えました(初戦でトリしてくれるの決まった時からカエルは全部投げようと思ってました、ごめんね!笑)カエルがどんなクソしてもさちさんがなんとかしてくれるでしょうみたいな感じでめちゃくちゃ甘えてました笑
カエルディレクションのシーンで家賃取り立てに入ってきてくれてどうもありがとう、めっちゃくちゃ嬉しかった!そうそうそれそれ!って思いました。ナイス大家、ナイスさちさん。パーティーでも、色んなお客さんを出演者と上手に引き合わせたり、すごくしなやかに動いているの頼もしくて綺麗でかっこよかったです。居るだけで雰囲気がパッと華やかになって締めるとこちゃんと締めてくれて、あー、もう、さちさんは、わたしの憧れです。来年はもっと出会う機会増えたら嬉しいです!

<カリー>
カリー!共同主催お疲れさまでした!半年前からのわたしたちの悲願、楽しく叶ってよかったね!本当によかった!ひとえにカリーの尽力のおかげです。まず、カエルがスッポリ忘れたり考えていなかった運営のあれこれを全部リマインドしてくれてありがとう。音楽とかお金とか宣伝とか予約票とか稽古場確認とか、クレジット取得とか、もう全部やってくれたね、、、本当に助かったどうもありがとう。すごいよ。あと「場当たり」の存在を教えてくれてどうもありがとう。やってよかったね、場当たり。なんも考えてなかったや・・・。
本番では音響、照明、受付手伝いまでやってくれて、ひええええよくそんなに手があるな!と思いました(やらせたのは私でした、ごめんよ~><)いいとこで音いれてくれたり、ダンスミュージックもホラーの照明もその他無指示の落としどころも完璧だった。途中から諸々ミスでほんとにほんとの裁量で落としてもらうことになっちゃったけどすごかった!全然ハラハラしなかった(ハラハラしないのって本当にすごいことなんだよ!)心の声が漏れ出てたのも最高でした。ツイキャスも始めてくれてありがとう。なんでも「やるよ」って言ってくれるカリーがいたから最後まで走れました。感謝してもしたりない。これからも、どこへでも行ける強い信念とその快活さで、インプロ界に旋風を起こしていくことでしょう!期待してる!大好きよ!!!

<太郎ちゃん!!!>
まず、太郎ちゃんがインプロしているところだけ2時間近く見続けられるのとても眼福でした。
太郎ちゃんのことが大好きで、太郎ちゃんのことをもっと見たいし見てほしい!みたいな気持ちではじめましたが、結果として余計なお世話!みんな元から太郎ちゃんのことが大好きだなと思いました。会場が今までやったどんなショーよりも温かかったのは、ひとえに太郎ちゃんの人柄のおかげだと思います。プレイヤーとしても超魅力的で、わたしのお気に入りはキンちゃんとの1分のシーンでした。YesManとのシーンをあんなに楽しくできるの本当にかっこいい!!太郎ちゃんかっこいいよ!
あと、ヘレディタリー楽しかった。無茶ぶりに答えてくれてどうもありがとう。わたしは楽しかったしあれが正解だったんだよ!!!笑
一年の終わりに、最高の一日をどうもありがとう。お誕生日おめでとう、34歳の一年、中村太郎のご活躍とご多幸を願っております。

―――――――――公演情報―――――――

12月27日 START20:00 (OPEN18:30)
@東中野バニラスタジオ

★☆・・・TheTAROとは・・・☆★
中村太郎を愛する歴戦のインプロバイザー達が集い、熾烈な即興演劇バトルを繰り広げる。シーンごと観客の投票により、選ばれたベストプレイヤーが今夜の中村太郎をお持ち帰りできる。インプロが好きな人はもちろん、初めての人でも楽しめる、ひどく馬鹿馬鹿しくてハッピーで年末感あふれるステージ!
★☆・・・インプロとは・・・☆★
あらかじめ決められた設定や脚本のない状態で行われる即興演劇。お客様やパートナーのアイディアをもとにシーンを進めていく。

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・・・・・土居省吾(Believeeye)
彼の隣に居るだけで、
平和な気持ちになれる。

Facebookで初めて見かけた時に、
マグカップにメガネを書いている画像を
使っていて、なんとなく優しい人なんだなと感じた。
大勢でいるときに、ぼそっと呟いた人の声をちゃんと拾ってくれるし。
ある程度のことは、受け入れてくれる。
私は、彼にもなにかを教わりたいと思った。

そして、今回カエルさんとこうして
共同主宰ができてうれしい。
彼の人間性を多くの方にみてほしい。

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・・・・・キンちゃん(即攻笑団王手飛車取り!)
太郎ちゃんは一言で表すと、「めっちゃいい人」。
てゆーか、ほんとにめっちゃいい人!!!その可愛い笑顔からも、太郎ちゃんの優しさや、人柄の良さが溢れ出ていて、とてもチャーミング。
そんなチャーミングな太郎ちゃんはぜひみんなにも知ってほしい。太郎ちゃんはそういう人です。

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・・・・・・藤田祥(即興歌劇団ハイスピリッツ)
タローちゃんは、面白くてお洒落で、とってもいい奴です。
出会いは何だったか…確実にインプロ界隈でありました。
独特の佇まいとその不可思議な表現に、1発でファンになりました!
何度かインプロをする中で、呼んで頂いたタロープロデュースのショーは、彼の実直さとインプロ愛が溢れている素敵なステージでした。
タローちゃんって、師匠のエールに感動して泣いたり、トーナメントで負けて悔しくて泣いたり、するんですよ…!
あまりにもピュアでいい奴なので、悪いことしてるんじゃないかとか、実はどこか変態なんじゃないかとか、探っていますが、今のところ発覚していません。
キレッキレのセンスと腰の低さで、いつか天下を取ると本気で思っています。
タローちゃん、ピュアのまま突き進んでね!

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・・・・・横内浩樹(座・シトラス)
たろうちゃんのこんなところが好き。どんなに暗いとこでも松明のようにパッと明るくする笑顔が好き。何か話している時のリアクションが好き。何でもついつい話したくなる♪ ほんわかとしたキャラクターの中にアーティスティックな感性が滲み出ているところ。

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・・・・・小島啓寿(Asobiba)
たろうちゃんは『春』のような人です。
彼といるとフンワリと穏やかで、まるで春の陽だまりの中にいるような感覚になります。
みんな太郎ちゃんを好きになれ〜!

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・・・・・江戸川カエル
「人がいっぱい死にます」
即興激闘での一回戦、控えめにいって客席はドン引きだった。

一目惚れだった。

わたしは背中に汗をかいていたのを覚えている。
ずっと、こんなふうにインプロができたら素敵だなと思っていたものの輪郭を見せられたような気がした。
映画が好きで、本が好きで、顔をくしゃくしゃにして笑う、人懐こくて、照れ屋で、どこかひょうひょうとしていて、インプロ楽しさが暴走したり、どこもかしこも愛しかった。中村太郎がいるだけで、わたしの世界が優しくなる。鮮やかになる。なにこの素敵な生き物は!!

どうしてもお近づきになりたくて、Twitterストーキングして見た映画をわたしも見たりフィリップKディックの本を買ったり、中村太郎の出演するショーにねじこんでもらったり、カリーと「中村太郎と近づきたい共同戦線」を張って情報交換をした。妖怪たち(ひろきゅんとうえぽん)を駆使して外堀を埋め、横内ひろきの横槍を避けつつなんとか今回、まともに共演できることが決まった。ファンかよ、、、ファンだよ!!!!ただのファンなんです!!!!

言葉を尽くしても中村太郎の素敵さがうまく伝わらなくてもどかしいくらいにはただのファン。

今回のオファー、受けてくれて本当にありがとう。大切な誕生日をあけてくれてありがとう。中村太郎とインプロするの楽しみすぎてそわそわしています。ノリで本番までに腹筋割るって言っちゃったからわたしは今プロテインダイエット中です。今回のメンバーのなかで一番付き合い短いけど、愛の深さは負けていない気がするので、27日は絶対に負けませんどうぞよろしく。ラブレターになってしまったよ、、、。

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・・・・・うえぽん(うえくろ)
太郎くんとはなかなか長い付き合いになる。元々芝居仲間で、ウディ・アレンとかの映画の話が出来る友達で、一緒にモンハンに興じる狩り友だった。そう言えば僕が初めてインプロをやった時にも、太郎くんは見に来てくれてた。「僕も最近インプロやってるんですよー」と、あの懐っこい笑顔で言われて、「一緒にやれるといいねー」なんて話をしたのを覚えている。意外とあっさり夢は叶って、何度か一緒にインプロの舞台にも立った。
インプロバイザー中村太郎は、愛されるプレイヤーである。
彼が舞台に立っていると、みんなついつい笑顔で見てしまう。それは僕が持っていないもので、僕は時々嫉妬したりしつつも、一緒にやるとやっぱり笑顔になってしまう。そんな太郎くんに魅入られた人たちが、今回一堂に会する。きっとみんな笑顔で、きっと楽しいインプロになる。そう思うと僕はもうニヤニヤ笑顔になってしまうのでありました。

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・・・・・高見次郎(インプロ企画Tottoria)
『浦島』『桃』『金』。そして『中村』…
世には様々な『太郎』が昔話として存在しているが、『中村太郎』は、平成最初にして最後の『太郎』として、愛され続けるだろう…
『次郎』は、あんまり昔話に存在してない(密かに存在しているかもしれない…)ので、そこは羨ましい(笑)
正直、争いを好まなさそうなPeace Menだとは思いますが、内には秘めたる力が備わっているかもしれません。
だって、楽しそうにインプロする所がもう…秘めきれてないぐらいダダ溢れちゃってるんです~
そんな『東の太郎』は大注目です!


“IMPRO KIDS TOKYO”のPRビデオを作成しました。

IMPRO KIDS TOKYO
「子どもも大人も一人の人間」をキャッチフレーズにインプロをコミュニケーションの学びの選択肢として家庭や教育現場に提案していくために活動している。2018年、下村理愛を発起人として誕生。