Info

1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。

Posts from the 日記 Category

 りなさまが置いて行ったふりかけの使い道が全くわからないので、聞いてみた。りなさま曰く、トーストにかけて食べるとおいしい、そうでにわかには信じがたい。どんな貧乏食だよ。ふりかけをカナダで見殺しにするのもかわいそうで、言われた通りにやってみたらものすごく美味しかった。くやしい。

 日照時間だけは慣れない。青空の広がる20:30に、身体が付いていけない。

 やっとちょっぴり慣れてきた。いつも初めは、こんな感じだ。たくさん泣くし、それでもちょっと過ぎれば適応する。やっと、一緒にワークショップしている人達の写真が撮れるようになった。

 カナダに来て、インプロが上達したかと言われれば「うーん・・・」だけれど、確実に上達したものがひとつある。フリスビーだ。なぜか彼らは毎日フリスビーをしている。やったことないのか!と驚かれたけれど、国分寺にも葛西にも日常的にフリスビーをするような土地の広さはない。最初は偽物のUFOみたいな飛び方しかしなかったフリスビーだけれど、2日を経て劇的に成長した。今では20メートルまでならなんなく飛ばせる。

昨夜、ショーも終わって11時過ぎ、モータウンのブルースバーに行った。ブルースブラザーズに出てきたお店そのままの雰囲気で、生まれて初めて飲み屋で踊る。よくしらない人たちとたくさん踊った。ルームメイト達は1時を過ぎても踊っている。静かすぎて眠れない夜を過ごしていたわたしは、途中で糸が切れてはしっこで寝てしまった(ようだ) 誰か知らない女の人が肩を舐めて起こしてくれた。顎のピアスがひっかかっていたい。そして舐めずに起こして欲しかった。「寝るならポケットのものを鞄にうつしたほうがいいよ」というようなことを言ってくれて、いい人なんだなあ。眠い頭で考えていた。
 ちょっぴり寝坊したけれど、ワークショップ初日終了。まだまだいけます。

 ダウンタウンのホステルでは、喫煙所仲間が優しくしてくれた。因みに写真の彼は、まったく関係がない。にわかに信じがたいけれど、コンゴのミュージシャンだそうだ。ホステルでいろんな国籍の人と英語で喋って、今まで如何に聞き取りやすい英語に触れてきたのかわかった。フランス訛の英語が聞き取れない。
 不愉快な6人部屋を脱出し、次の宿泊先に移れることになった。大きな荷物を抱えてバス停を探す。ホステルのお姉さんが×印をつけてくれた場所はただの空き地だった。そんなばかな。住所が明らかにあっていることを確認して、またも聞き込みをした結果バス停が移動していたことが発覚した。
 バスを降りるとムース君が出迎えてくれる。初めて見る海外のショー!わくわくがとまらない。
 と、その前に、予告なしに行われていた1時間のワークショップに飛び入り参加した。参加した理由と言えば英語が出来なくて”Don’t you?”の問いに”Yes”で答えてしまったからなのだけど、結果的には荷が降りた。インプロならできる!!ほぼ全てのワークの内容が理解できた。高尾先生と純さんのところで見てきたことばかりだった。明日から本格的にワークが始まる。さしあたり、自己紹介もそこそこのうちにステージに向かって走れた自分が嬉しい。

 ダリが来てるという看板をみて美術館に行った。ダリの3枚は「なぜこの3枚」というような微妙なダリで、それよりターナーもシスレーもマティスも来ていた。それぞれ2枚ずつで、これまた微妙なもので、あとはひたすら広い建物にカナダ人の絵画が並んでいた。日本でもそうだったように、カナダでも10年遅れの世紀末史を辿っているのだとわかる。印象派も、キュビズムも、10年遅れでちゃんと来ていた。
 午後は電車に乗って動物園へ。もふもふしたものをたくさん見て心を癒すつもりだ。カナダといえばもふもふの獣。わくわくで羊を見に行ったら、いたってスマートな痩せたものがいた。「なつげだ・・・」と久しぶりに日本語が漏れ出る。昨日の足の疲れがとれていなくて、敷地の半分ほどしかまわれなかった。動物園というよりは山に歩道をつけました、のほうが近い。25ドルもしたのになあ。疲れを計算にいれ、お目当てのバイソンだけ見に行った。バイソンは3頭もいた。広大な柵のせいで近くには寄れない。夏毛でももふもふのバイソンにもっと近づきたい。バイソンゾーンで待つこと50分、やっと彼らが近づいてきた。獣の匂いがする。それでやっと安心できて、ホステルに帰った。