140310
生理痛が重い。痛みがひどいときには、『裸のランチ』を観ることにしている。痛みも苦しさも血もアトラクションだと錯覚できるようにだ。膀胱炎もあいまってトイレに入るたびにグロテスクな身体現象を目の当たりにする。クローネンバーグの映画の中にいる自分を想像すると、ふへへへと変な笑いが漏れる。人から見られたらお医者かおまわりを呼ばれてしまいそうだ。生理中にお昼寝をすると、泥のように眠れる。夢を見ていた。誰もいない夜の体育館の隅、とろとろのカレーにもちを入れて煮込んでいた。春の湿っぽい空気が漂っている。