140122
ついに『ノスフェラトゥ』を観た。モノクロの『吸血鬼ノスフェラトゥ』のリメイク版で、原作はブラムストーカーのドラキュラ。前半部分の筋はコッポラ版と変わらないので油断して観ていたら、画面上がネズミだらけになっていた。ゲイリーオールドマン、ベラルゴシ、クリストファーリーら美貌のドラキュラとはうってかわって、最後まで醜悪なメイクを崩さなかったクラウス・キンスキー。全く恋できないけれど、思ったよりたくさんのネズミと思ったより沢山の棺桶が出てきて大満足だった。余談だけれど、昨年見たダリオ・アルジェント監督の『インフェルノ』の館探索のシーンにそっくりなシーンを見つけた。雰囲気から音楽までそっくりだったので、アルジェントもやっぱりノスフェラトゥのファンだったのかもしれない。