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1993年生まれ。江戸川区出身。写真家、仮面劇俳優、インプロバイザーとして活動中。人物ポートレート、人物スナップを得意とする。

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「4が嫌いだから6も駄目なんです、だって端数6円の物を買うと4円のおつりが返ってくるから」

「さっきあたしのお腹の中を全部調べたんだ。あたしのお腹の中はからっぽでもうなんにも入っていないんだ。医者もそう言ってるんだ。医者があたしの頭の上からお腹の中まで全部監視してる。だからこれでお尻を洗ったらあたしはもう空っぽなんだ」
文学的才能に関して、わたしはこの人たちにはもう勝てないと思った。このおばあちゃんは毎日壁の隅からこちらを除いて、たまに話しかけるとバロウズみたいなことを言うんだ。

三ヶ月ほど前、祖父から美味しい甘納豆を貰った。大きめのジップロックに入った甘納豆で、ちまちまと大事に食べていた。自分の部屋にかくしていた。今日もちま、と食べてみたらなんだかいつもよりしっとり、もっさり、ふんわり・・・そしてなんだか生命の息吹を感じてしまった。じーっと見つめると、砂糖によく似ているけどもふもふした何かが薄青くかかっていた。砂糖にも見えるけれど。

お勤めがはじまってからあっという間に一ヶ月がたってしまった。猫のぬいぐるみにご飯をあげる、フィクションのようなノンフィクションの世界観の中で毎日生きている。学生の時はあんなにインプロやケアリングの本を読んだのに、今、一番読みたいのはソシュールだった。彼らの中でニワトリは「コケコッコー」とは鳴かないし、「歯磨き」のことを「がばがば」と呼んだりする。言葉と概念がずれていたり、言葉を忘れても概念が残っていたり、逆もあるということが段々わかってきた。そういうことが毎日あって、久しぶりに本を買った。

「じゃあ町田ですね」国立にいるんですけど、どこが近くて予約がとれますか、と聞いたところ町田ですね、と言われた。そうか、なんとなく近そうだと思って「それでいいです」と予約をとってもらったけれど、葛西と国立と町田はどこも同じくらい離れていた。

鼻水がひきはじめて、嗅覚が戻って来た。卒業式で頂いたお花からはいい匂いがしているし、洗濯物はくさかった。

インフルエンザで休んでしまった分の研修を別箇所でうけてください、との電話があり明日えっちらと行くことになった。別箇所というのは佐倉のことで、はじめ聞いた時はサクラ????!!!と聞き返してしまった。サクラというのはあの佐倉のことなのか。信じられないくらい遠い、国分寺よりも遠い。