140615

　泣きながらチェリーレッドに行った日、さちさんが「色も汚くてぶさいくなカエルがあるんだけど、いる？」と聞いてくれた。これからあげようかどうかというときににわかには信じがたい。「でもね、中にモノがはいるんだよ、もう２０年くらい使っていたの」ちょっとよくわからないけれど欲しいです、と言ったのを忘れたころに、さちさんが不細工なカエルを持ってきてくれた。想像を絶する不細工なカエル。「かわいい」と言えなかった理由がわかったけれど、どうしょうもなく愛しい。お腹には葛根湯をいれてあげた。