131215

　夕刻から寝て病み上がり、深夜におきる。よせばいいのに流れ星をみた。万全を期しても顔は覆えず鼻水を凍らせた。７億あたったら国分寺にスーパー銭湯をつくりたい。夢は長くて唱えられないから、なんとなく甲子園と言ってしまう。大きくて明るい星が降る。こんなに楽しいのに、流れ星の曲は切ないものばかりで納得がいかない。更に気温がさがり、足が凍りそうになって走りながら見た。カップラーメンも食べた。朝方帰りがけ、芝生が凍って光っていた。星空みたいで、踏みしめて歩くとパリパリ音がした。朝焼けに星が消えていく。帰り道の朝焼けの中で、流れ星の曲の切なさが少しわかった。どんどん日が昇る。ビルがピンク色になるのを見た。確かに見たんだ。